糖類ZEROチョコレートを使った低糖質パン(甘味成分の補足説明)

2022年6月10日

アンリエットでは2008年頃から低糖質パンの研究・開発に取り組んできましたが、パン生地の開発とともに生地に包むフィリング材料の選定も重要な検討課題でした。この度、日本を代表するチョコレート専業メーカー,大東カカオ(株)様から、”砂糖不使用,糖類ZEROのハイカカオ(カカオ分57%)・ダークチョコレート”,「ZERO」を販売開始されました。

 

 アンリエットではこの「ZERO」を使って製パン試作した結果、以下のような本格的な低糖質チョコレートパンを作ることができることを確認しました。

・パン1個の重さ;66g(パン生地;50g,チョコレート16g)

・パン1個のカロリー;200kcal, ・パン1個の糖質量;12g

 

今後、現在使用中のシュガーレスチョコレートとミックスしながら「ZERO」の使用比率を拡大していく計画です。ともに甘さを感じる材料として、『糖アルコール』に分類される『マルチトール』を使用しています。

 

<注意すべきこと;甘味成分の安全性>

 

『糖アルコール』の特徴はカロリーがほとんどなく血糖値を上げないことで、自然界に存在する甘味成分です。安全性が高いとされ、食品添加物ではなく食品として扱われます。『エリスリトール』のカロリーは砂糖の1/20,砂糖の70%もの甘さがあります。「エリスリトールはスーパーで見かけたこともないし、得体が知れない」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、砂糖の代替甘味料としてポピュラーな「ラカント」という商品の主原料です。『マルチトール』はでん粉から作る麦芽糖を原料とした糖アルコールです。 カロリーは砂糖の1/2で、砂糖の8~9割の甘さがあります。

 

カロリーで比較すると圧倒的に『エリスリトール』のほうが低カロリー・低糖質ですが、欠点として舌を刺すような刺激を感じるため、アンリエットでは使用量を最小限にしています。『マルチトール』は使用中のシュガーレスチョコレートと新規採用の「ZERO」に使用されています。カロリー,糖質はやや高いのですが、自然な甘さを感じることができます。低糖質パンに包むチョコレートの量は、チョコレートパンらしさとカロリー・糖質制限効果のバランスを考慮しながら決めています。

 

しかし人工甘味料『アスパルテーム』には注意が必要です。アスパルテームは、天然には存在しない化合物です。 現在でも安全性に関しては最も論争がある人工甘味料の一つです。アスパルテームによって引き起こされる症状は頭痛、うつ病、不眠症、体重増加、めまい、嘔吐、疲労、抜け毛、手の震え…など多岐にわたるといわれれています。「アスパルテームは脳腫瘍などの致命的な健康被害をもたらす危険性がある」と結論を出している研究機関も多くあります。真実はまだ研究途中ですが、さまざまなリスクがあります。なおアスパルテームは商品包装袋裏面の原材料欄には”L-フェニルアラニン化合物”と表記されている場合もありますので注意してください。

 

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