2回目のシュトーレン焼き上がりました!

2015年12月17日

シュトーレン焼き上がりました!12/5(土)から販売開始します。ご予約もお待ちしています。第1回目焼成分は完売しました。ご来店分以外に予約・発送注文分も多数頂き、感謝に堪えません。

第2回目分を12/14(月)夕方に焼き上げました。部屋中にシュトーレン特有の優しい匂いが漂っています。シュトーレンだけは特別にバター,卵,牛乳,ラム酒やウォッカをたっぷり使っていますが、使用材料は安心・安全な材料を厳選しています(アルコール類は焼成段階で揮発し、シュトーレン自体にはアルコール分は無くなっています)。私達家族の分はしっかり別に確保しています。 休憩時間や休日に少しづつ切り分けてコーヒータイムを楽しんでいます。この時期は本当に「パン屋をやっていて良かった!」と毎年思います。いつまで続けられるか分りませんが、パン屋を辞めても裏庭の薪石窯で家族のためだけのシュトーレンを焼いている自分の姿を夢で遠くから眺めています。隣にはブルーベリーや栗の木が葉っぱを落とし寒そうにしています。けれども馴染みのお客様から、「私の分も一緒に焼いて!」と頼まれれば、断われ切れずにやっぱり焼いている自分がいます。  5年後の元パン職人として、元気にパンを焼き続けることができれば、その幸せに感謝です。

 

中世ヨーロッパ時代のギルド制度(職業別組合)では、パン屋で作るパンと菓子屋で作る菓子は厳密に区分され、パン屋ではお菓子やケーキを作ることはできませんでした。しかし12月クリスマスシーズンのみシュトーレンだけは作ることが許されていました。つまりパン屋が作ることのできるお菓子はシュトーレンだけだったのです。これは多分、宗教的な理由からだと思います。シュトーレンの形は、生まれたばかりのイエス・キリストが”おくるみ”や”ゆりかご”に包まれた姿を表しているといわれています。キリスト教信者の敬虔な思いが込められたクリスマス菓子がシュトーレンなのです。

ドイツでは、クリスマスの4週間前の最初の日曜日から食べ始めて、イヴの朝に最後の一切れを頂き、クリスマスを迎える・・・というのが習わしだそうです。ラム酒やウォッカに漬け込んだドライフルーツの香りがパン生地に移り、日毎に風味がまろやかかつ芳醇になってきます。最近はご家庭の暖房状態がしっかりしているため、保存方法としては、暖房をつけていない涼しい部屋もしくは冷蔵庫野菜室での保存をお勧めしています。シュトーレンは12月クリスマスシーズンに、仲間や家族が集まった時や午後のコーヒータイムにピッタリな特別な菓子パンです。

 

昨年はお客様から、日頃お世話になっている方へのお歳暮用に利用して先方様から大変喜ばれたとのお話しを頂きました。ご家族への感謝のプレゼント用にあるいはご自分へのご褒美にもご利用頂ければ私達も幸せな気持ちになれます。お歳暮ご贈答用にはおしゃれな化粧箱をご用意しております。 また先方様へのご発送も承りますので、お気軽にご相談を頂ければと思います。

アンリエットでは11月から御予約をお受けしております。手作りの数量限定商品ですので、例年 クリスマスイブ前には完売しております。ネットショップから、あるいはお問い合わせフォーム、 お電話(TEL: 029-836-8867)で御予約してからのお買い求めをお薦めしております。 第2回目分も既に大半が予約済みとなっております。今年の追加製造は予定しておりません。 ネットショップ販売分,お電話でのご予約分ともに完売しました。店頭での販売のみとなります。

 

税込み価格;レギュラーサイズ1,500円,ハーフサイズ800円
(ご贈答用には化粧箱代として、実費100円を頂いています。)

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